貴志祐介

一つ面白いのを読み出すとなかなか抜け出せなくなってしまうというか、
ちょっとした時間の余裕(教習所のバス待ちの5分程度だが)が出来ると本屋に入り
貴志祐介の本を漁っている自分がいる。ホラー小説が死ぬほど好きというわけではないし、
本を読む時期、読まない時期があり、今はひたすら本を読む気分らしい。
前に本にはまったときは色々彼女から本を借りて読んでいたが、
貴志祐介にはまるきっかけとなった「青の炎」以外は持っていないそうなので、
(基本的に彼女はホラーとかそういうのは苦手なようで。「青の炎」はどちらかというと切ない話)
自分でみるたびに購入している。amazonでユーズドで購入した方が全然安いのは知っているが、
その時読みたいって時はやっぱり通販よりも書店の方が便利。そういうわけで、
「クリムゾンの迷宮」というのを購入してみた。今までとはどこか印象の違うタイトルだったが、
面白いだろうと思い買ってみた。


やっぱり面白かったので、ほぼ一晩ほどで「クリムゾンの迷宮」を読破してしまった。
話しの初めからどこか浮世離れしているというか、あまりにも現実とは掛け離れた設定に
感じ読むのをためらったりしたのは、今まで読んだ2冊に比べるとリアリティーを感じなかったからだろう。
高見広春の「バトルロワイヤル」を思い出させるような本だった。
まぁ、主人公の年代も違えば、サバイバルに関する内容はこちらの方が上だった。
しかし、バトルロワイヤル読んだ当時は年代の近さとかで共感できる部分があって
かなりはまった記憶が。


一晩で読み切るぐらいだから相当に楽しかったのだとは思うのだが、
今までの二作に比べると若干印象が薄いかな。最後でそうくるかっ!って展開は
やっぱり秀逸だと感じたが。気になって読み進めていたお陰で今日(6/28)は一日中
うつらうつらしていました。学校でも教習所でも(笑
んで、また時間があると本を買ってしまう自分が居るのでした。
今回は十三番目の人格(ペルソナ)―ISOLAを買ってみました。

クリムゾンの迷宮 (角川ホラー文庫) ISOLA―十三番目の人格(ペルソナ)


本の話題はココまで。次はQMA2について